東日本大震災
活動2年目にして東日本大震災が発生しました。テレビで放送される津波の生々しい映像を見て唖然としました。遠く離れた九州でテレビを通して見守ることしかできず、悔しさを感じました。私たちにできることは何か。そこで考案したのが市民参加型の「012(オイッチニー)運動」です。思いはあっても何もしない0(ゼロ)ではなく、少しでもたった1(イチ)でも行動に移す、そして受け取った1つの種を2つに増やして被災地に贈るというコンセプトです。私たちが思いを込めて増やした種を贈り、被災地に菜の花を咲かせて元気づけたいと思いました。六本松キャンパス跡地で開催された地域の祭り「六本松さくらまつり」で菜の花畑をバックにブースを出し、「012(オイッチニー)運動」についてプレゼンしました。大手新聞社などの報道で次第に地元福岡含め九州各地の方々に知られるようになったその活動は、その趣旨に賛同する多くの協力者によって支えていただきました。
私たちも地元の草ヶ江小学校や附属福岡小・中学校、県立修猷館高校の敷地内にも許可を得て012運動を展開しました。また、修猷館元館長の中嶋利昭先生に築上町の畑約10アールをお借りして、足繁く通い、012運動拡大のための種(東北大学からいただいたキザキノナタネ
被災地の自治体や社会福祉協議会に連絡し、現地の方々のお力をお借りして仮設住宅の周りに無事花を咲かせることができました。
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